狼と香辛料の為替証書拒絶の件がやっぱりわからん!(^^;)。
昨日から(もしかしたら更に数日前から)Kindleストアの本が、実質半額キャンペーン中。何故実質なのかというと、本を買うとその半額のアマゾンポイントが返ってくるというシステムだから。
この数日、結構Kindleに入れた本を消化したので、丁度良かった(^^)。接骨院で待合室で待ってる間とか、低周波によるもみほぐしを受けている最中って凄く暇だったから、Kindleが大変役に立った。
とりあえず買ったのは、原作はアニメより更に楽しめるらしい『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を3巻ほどと、山本弘先生の本を1冊、航空宇宙軍の短編集を1冊ほど、狼と香辛料も3冊ほど。半額セールは定期的に行われるので、まあこんなもんでいいでしょ。
さて、前に狼と香辛料のコミック番で、ケルーベの町でのジーン商会のトリックがわからないから原作に期待と書いたけど・・・やっぱり読んでもよく分からなかった(^^;)。
ジーン商会がレスコのデバウ商会から、銅貨のトリックで不正に貯めたお金を一時的に借りて、イッカクの買い付けに使おうとした・・・という部分は分かった。売る当てがあるし、なにぶん生ものだから、デバウ商会とその後ろの貴族に話が伝わる前に売ってしまって返せるだろうという算段、これは小説で描写されてたからわかった。あと当然銅貨の箱詰めトリックは分かる(これは漫画版がとても分かり易い)。
でもやっぱり・・・なんかわからないというか、納得出来ない(^^;)。この辺、推理物とかにも共通するジレンマだと思うけど、大体の読者が理解できる範囲でなおかつ『凄い』と納得させなければならないというのは、相当難しいことだよね(^^;)。
とりあえず、ググって納得行く答えとしてあったのが・・・ジーン商会とデバウ商会がグルという前提で、実はこれは只の裏金作りだったという説。
1,ジーン商会はデバウ商会から58箱の銅貨を買い付け、それを例のトリックで60箱に増やし、ウィンフィール王国に輸出する。
2,ジーン商会はウィンフィール王国からは当然60箱分の代金を受け取る。しかし帳簿上は58箱しか買い付けてないので、デバウ商会には58箱分の代金しか払わない。
3,これで差額の2箱分の代金は、表面上はデバウ商会からジーン商会に移っただけにしか見えない。グルなのでどっちも損はしていないとはいえ、私もその解説サイトを読むまでは、2箱分お金が移動したけどだからどうなの?という風に思っていた。
4しかし、この金はどこの帳簿にも載らない『裏金』になるのだ。そして今回のような騒ぎの時に使える『実弾』になるというのが重要・・・というかまさにそれがこのトリックのメイン。現金の強さは、作品内でも何度も語られているし。
5,つまり、ジーン商会(デバウ商会)が税金を逃れて裏金を作っていて、それをエーブとキーマンに大々的にばらされると・・・王国からはキツイおとがめが、商売仲間からは信用失墜になって困る・・・という感じ。しかもジーン商会のレイノルズは、イッカク買い付けを独断でやっている(デバウ商会に連絡を取る時間は無い)わけで・・・個人的にも確実に詰む。
この説明は凄く納得だ。搾取されていた中州北側の商人が一発逆転を狙っている・・・とか、エーブが裏切るつもりかも・・・とか、色々他の描写が入ったから、更に分かりにくくなってしまったんだと思う(結局レイノルズも、一人で多めに儲けてこの町を捨てて逃げたしたかっただけかな。だってこの裏金は自分の金じゃないんだし)。コミック版だと特に、キーマンが実は組織内では只の若造だった(結局老練な上の連中の手のひらの上で、踊らされていただけだった)というのが、判りにくいというのもあったよね。まあロレンスの視点で語られる物語だからなあ。
ただ、一つだけ腑に落ちないところがある。コミックだと8巻の、ケルーベに着く前、座礁した船のほとりでの宴会のシーンで、『とある商人が荷物のついでに、デバウ商会からジーン商会に為替を運ばされるけど、毎回ジーン商会で為替の拒絶証書を渡されて受け取り拒絶をされてしまう』とロレンスが聞いたところ、ここがどう繋がるのかわからない(^^;)。
ググると資金の移動手段としてという説もあったけど、この拒絶証書がデバウ商会に戻っても・・・何も移動してないだけにならね?(^^;)。
・・・・あ、普通に為替をやりとりして決済した場合、箱数が書類に乗るからかこれ?。しかしこの方法なら、拒絶証書を代金代わりに・・・・うーむ、証書の書式まで書いてないと分からないなあ。かといってそんなの載せるわけがないしなあ(^^;)。この辺さっきも書いたとおり、伏線として貼ったけど分かり易く説明出来なかったのかもしれない・・・。
(追記・この謎の為替の件は、更に先の巻でちゃんと回収されますのでご安心を^^;)
まあとにかく、8割方もやっとした所が晴れたからいいや(笑)。
狼と香辛料(1)<狼と香辛料> (電撃コミックス)
狼と香辛料 (13) (電撃コミックス)
Kindle Wi-Fi、ブラック、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
Kindle for Android
2016年3月現在、コミックのほうもいよいよ終章に突入。原作やアニメを知っていると、ストーリーや作画の再構成ぷりがまた楽しめて、とても楽しいコミカライズなのだ(^^)。とりあえずノーラの可愛さは各作品中一番(笑)。
この数日、結構Kindleに入れた本を消化したので、丁度良かった(^^)。接骨院で待合室で待ってる間とか、低周波によるもみほぐしを受けている最中って凄く暇だったから、Kindleが大変役に立った。
とりあえず買ったのは、原作はアニメより更に楽しめるらしい『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を3巻ほどと、山本弘先生の本を1冊、航空宇宙軍の短編集を1冊ほど、狼と香辛料も3冊ほど。半額セールは定期的に行われるので、まあこんなもんでいいでしょ。
さて、前に狼と香辛料のコミック番で、ケルーベの町でのジーン商会のトリックがわからないから原作に期待と書いたけど・・・やっぱり読んでもよく分からなかった(^^;)。
ジーン商会がレスコのデバウ商会から、銅貨のトリックで不正に貯めたお金を一時的に借りて、イッカクの買い付けに使おうとした・・・という部分は分かった。売る当てがあるし、なにぶん生ものだから、デバウ商会とその後ろの貴族に話が伝わる前に売ってしまって返せるだろうという算段、これは小説で描写されてたからわかった。あと当然銅貨の箱詰めトリックは分かる(これは漫画版がとても分かり易い)。
でもやっぱり・・・なんかわからないというか、納得出来ない(^^;)。この辺、推理物とかにも共通するジレンマだと思うけど、大体の読者が理解できる範囲でなおかつ『凄い』と納得させなければならないというのは、相当難しいことだよね(^^;)。
とりあえず、ググって納得行く答えとしてあったのが・・・ジーン商会とデバウ商会がグルという前提で、実はこれは只の裏金作りだったという説。
1,ジーン商会はデバウ商会から58箱の銅貨を買い付け、それを例のトリックで60箱に増やし、ウィンフィール王国に輸出する。
2,ジーン商会はウィンフィール王国からは当然60箱分の代金を受け取る。しかし帳簿上は58箱しか買い付けてないので、デバウ商会には58箱分の代金しか払わない。
3,これで差額の2箱分の代金は、表面上はデバウ商会からジーン商会に移っただけにしか見えない。グルなのでどっちも損はしていないとはいえ、私もその解説サイトを読むまでは、2箱分お金が移動したけどだからどうなの?という風に思っていた。
4しかし、この金はどこの帳簿にも載らない『裏金』になるのだ。そして今回のような騒ぎの時に使える『実弾』になるというのが重要・・・というかまさにそれがこのトリックのメイン。現金の強さは、作品内でも何度も語られているし。
5,つまり、ジーン商会(デバウ商会)が税金を逃れて裏金を作っていて、それをエーブとキーマンに大々的にばらされると・・・王国からはキツイおとがめが、商売仲間からは信用失墜になって困る・・・という感じ。しかもジーン商会のレイノルズは、イッカク買い付けを独断でやっている(デバウ商会に連絡を取る時間は無い)わけで・・・個人的にも確実に詰む。
この説明は凄く納得だ。搾取されていた中州北側の商人が一発逆転を狙っている・・・とか、エーブが裏切るつもりかも・・・とか、色々他の描写が入ったから、更に分かりにくくなってしまったんだと思う(結局レイノルズも、一人で多めに儲けてこの町を捨てて逃げたしたかっただけかな。だってこの裏金は自分の金じゃないんだし)。コミック版だと特に、キーマンが実は組織内では只の若造だった(結局老練な上の連中の手のひらの上で、踊らされていただけだった)というのが、判りにくいというのもあったよね。まあロレンスの視点で語られる物語だからなあ。
ただ、一つだけ腑に落ちないところがある。コミックだと8巻の、ケルーベに着く前、座礁した船のほとりでの宴会のシーンで、『とある商人が荷物のついでに、デバウ商会からジーン商会に為替を運ばされるけど、毎回ジーン商会で為替の拒絶証書を渡されて受け取り拒絶をされてしまう』とロレンスが聞いたところ、ここがどう繋がるのかわからない(^^;)。
ググると資金の移動手段としてという説もあったけど、この拒絶証書がデバウ商会に戻っても・・・何も移動してないだけにならね?(^^;)。
・・・・あ、普通に為替をやりとりして決済した場合、箱数が書類に乗るからかこれ?。しかしこの方法なら、拒絶証書を代金代わりに・・・・うーむ、証書の書式まで書いてないと分からないなあ。かといってそんなの載せるわけがないしなあ(^^;)。この辺さっきも書いたとおり、伏線として貼ったけど分かり易く説明出来なかったのかもしれない・・・。
(追記・この謎の為替の件は、更に先の巻でちゃんと回収されますのでご安心を^^;)
まあとにかく、8割方もやっとした所が晴れたからいいや(笑)。
狼と香辛料(1)<狼と香辛料> (電撃コミックス)
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2016年3月現在、コミックのほうもいよいよ終章に突入。原作やアニメを知っていると、ストーリーや作画の再構成ぷりがまた楽しめて、とても楽しいコミカライズなのだ(^^)。とりあえずノーラの可愛さは各作品中一番(笑)。