奥厳美サイクリング番外編。杉林の奥に幻の秘湯を見た!?(笑)。
私のお気に入りのサイクリングコースである一ノ関〜奥厳美方面のコース、実はこのコース上には何カ所か妙なポイントがある(^^;)。万年未開通道路の鬼頭明通線もそうだけど、岩手県一関市槻木平周辺(祭畤大橋周辺)をグーグルマップやマピオンマップ等で表示すると、かなり広範囲の表示の時点(75000分の1位かな)から、『鳴沢温泉(なるさわおんせん?)』という温泉が表示されるんだけど・・・・。
鬼頭明通線をサイクリングしてみても、そんな温泉施設らしき看板なんか見たこと無い(^^;)。この道路は元の林道をぶった切る感じで通されている部分があり、昔のガードレールとか橋とかが有ってその先に何かありそうな気配がある地点もあったけど、只の杉林でとても温泉として営業されている感じではなかった。つーか、前にこの道路について取り上げたときにも力説したけど、この辺は人家なんか無い!(^^;)。そもそも、そこに行くまでの道路がこの有様ではねえ・・。
ネットで調べてみても、知ったかぶりの書き込みや(あのくくり方は明らかに現地行ったこと無い奴だわ^^;)、Q&Aサイトでは岩手県一関市の観光課に聞けば?という回答しか無かったりと、ろくな情報がなかった(^^;)。
だったらこれは実際に現地で調べてみるしかない!(笑)。というわけで、10日にこの辺に山菜取りに出かけたついでに、調べてみることにした(よって、実はサイクリングネタではない^^;)。
地図を見ての通り、温泉はこの辺を流れる鬼越沢側の支流の一つの先に有るように見える。ポータブルナビに予想存在地点をマークしてあったので、それを頼りに鬼頭明通線をどんどん歩いていくと・・・何カ所か有る橋の一つに、そのものずばり『鳴沢』という名前が付いている橋があった。もしかしてここなのかな?。
そこは丁度元の林道が橋の下で交差するように残っている地点で、地図通り奥に沢も伸びている。ナビから推定される方角も一緒だ。つーか、まさに前に『なんか有りそうな感じ』を受けた地点だった。林道には橋の脇から行けるようになっていたので林道に下り、なんか道が延びていそうな感じの藪に分け入ってみた。
あ、当然熊避けの鈴は付けてね(^^;)。さすがにこの辺は熊が出る可能性は充分にある。この間のサイクリングの時はカモシカに遭遇したし。
藪があったのは最初だけで、すぐに昔は車が通っていたっぽい林道に出た。まあ林道と言ってもどう見ても最近は何も通った感じはなく、名残レベルかな。背の高い杉林のおかげで、下草にかろうじて埋まらなかったという感じ。
そんなに急でもない沢沿いの道をどんどん登っていき、ふと横を見ると・・・少し離れたところに古い自動車が朽ちていた(^^;)。昭和30〜40年代位の、高級車っぽい車。道路から落ちた?(^^;)。
更に登っていく。500メートルほど登ると、なんか開けた場所に出た。そして何やら沢の水音とは違う水音が・・・よく見ると、なんか奥の方で水が派手に噴出してるよ!(^^;)。どう見ても人工的な細さと勢いで草の間から水柱が立っている。
もしかして、ビンゴ?、と思ってぬかるむ足下に気を付けつつ(真似する際にはトレッキングシューズか長靴が必須)近づいてみると・・・大当たりだったー!(^^)。
藪の中には、いわゆる『源泉井戸』が鎮座しており、そこから派手に水が吹き出ていた。井戸は見た感じもの凄く古そうという感じじゃないけど、真鍮製と思われる井戸の部品はどれくらい前からここに有ったのか見当も付かない(^^;)。
で、周囲は一応開けているとは言え、建物があった痕跡は・・・う〜ん、微妙?(^^;)。源泉井戸周辺には湯船と思われる構造物もないし、木造建築があったなら何らかの痕跡くらい有っても良さそうなものだけど最初から無いのか、藪に隠れているのか発見できなかった。
さて、肝心の泉質だけど、とりあえず手を突っ込んでみた・・・ぬるい(^^;)。明らかにその辺のわき水よりは温度が高いけど、20度〜30度位かなあ?。冷泉とか鉱泉とかというレベルだと思う。成分は単純泉ぽいかな・・・つーか、ただ単に『少しあったかいわき水』かもしんない(^^;)。だってお湯が流れていく先とか溜まっているところとかには、湯ノ花っぽい温泉成分の痕跡は全くなく、普通の沢水の通り道にしか見えなかったんだもん(水温が高いせいか、水こけは生えていたけどね)。
あと味については飲むの忘れてしまった(^^;)。臭いは全くなかったと思う。
もしかしてここ・・・列島改造とかリゾートブームとかの頃に、温泉で一山当てようかとボーリングしてみて出たはいいものの、温泉とは言えないようなレベルでガッカリ→放置・・・とかなっただけだったりして(^^;)。
まあそんなわけで、予想通りというか何というか、『見つけられただけマシ』というレベルの秘湯だったというオチで(笑)。にわか秘湯ハンターではこの程度が限界だ。
実際に行ってみる人は、とりあえず鬼頭明通線へは徒歩で入る方が簡単だと思う。342号線との立体交差の部分には山菜取りの人が踏み固めた道が有るのでそこから入れる。後は15分ほど登っていけば鳴沢橋が有るので、そこから奥に行けばOK。まあ車から降りて30分〜1時間もあればたどり着けるよ。
ただし平日は地震の復旧工事の車両などが有ってウロウロするのは迷惑なので、行くなら日曜日の方がいい。また、藪をかき分けていく部分が有るから当然それなりな装備が必要だし、熊避けも必須(^^;)。あと、お湯と言うには低すぎるから、よくTV番組であるような『露天風呂を無理矢理作って入浴』なんてもの無理だと思うから(笑)。
あと当然山菜取りの人と工事の人しか来ない僻地なので、万が一何かあっても自己責任でよろしく(^^;)。つーか、ぶっちゃけわざわざ行くような所じゃ無いと思うけどね(笑)。
最後に余談を2連発。
帰りは今度こそ『峠のイワナ屋』に寄って昼ご飯を食った(^^)。今回もイワナの塩焼きとおにぎり(おにぎりはおこわのやつとか3種類ほどあった)を頼んだだけだったのに、漬け物の盛り合わせとか『たらの芽』の天ぷらとかが出てきて大変恐縮してしまった(^^;)。もちろん今回もどれも美味かった(^^)。特に『たらの芽』の天ぷらはちゃんとした地物品(スーパーで売っているのはまがいもの^^;)で、香りも良くてすごーく美味かった(^^)。秋も是非寄ることにしよう。
山菜は・・・実は『たらの芽』を狙って行ったんだけど、1週間ほど遅かったみたいでどれもボーボーに伸びていた(笑)。やはり素人が山菜を採るのは難しいわ。
(数年後、冬季にスノーシューを履いて訪問してみた→http://ddrdiet.jugem.jp/?eid=2775)
※サイクリングシリーズ通して読むならこちら→http://ddrdiet.jugem.jp/?cid=8
※折りたたみ自転車サイクリングまとめページはこちら→http://ddrdiet.jugem.jp/?eid=971
本日の体重体組成・・・やはりなし(^^;)。
【KAIHOU(海宝)】TNK-3603.5インチPND 1GB
山岳ナビソフト(SANGA)【東北版】
17344円分お得!GPS専門店ならではの4大プレゼント!Colorado300 日本語版 + 日本地形図 10m 等...
本文で登場するポータブルナビは当然左のTNK-360。真ん中の専用山岳ソフトを入れておいた方が当然楽だったと思うけど、方位と距離の目安として使うなら充分だった。また、空が見えない植林された杉林の中でも、意外なほどちゃんと追尾してくれたよ。まめにGPSによる現在位置チェックをするのが効いているんだと思う。
まあ右のような、詳細な地形図が入っている専用のナビの方が安心だけどね(^^;)。
イーコンビニ
【送料無料】プロテインウォーター500ml 1ケース 24本
血圧の高めの方に!【送料無料】胡麻(ごま)麦茶 350ml 3ケース 72本
とっても便利なコンビニライフを提案するお店。スーパー等では重くて嵩張って持ち帰るのが大変な品も、送料無料なので楽にお持ち帰り可能。
はこだてビール
はこだてビールギフトCセット
社長のよく飲むビール 12本セット
函館山の地下水を使って醸造している函館地ビールのネットショップ。度数10%の地ビールといった珍しい品もある。
峠のイワナ屋でサービスで頂いた、たらの芽の天ぷら。スーパーで売っている品とは全く違う品で、凄く美味かった。
鬼頭明通線をサイクリングしてみても、そんな温泉施設らしき看板なんか見たこと無い(^^;)。この道路は元の林道をぶった切る感じで通されている部分があり、昔のガードレールとか橋とかが有ってその先に何かありそうな気配がある地点もあったけど、只の杉林でとても温泉として営業されている感じではなかった。つーか、前にこの道路について取り上げたときにも力説したけど、この辺は人家なんか無い!(^^;)。そもそも、そこに行くまでの道路がこの有様ではねえ・・。
ネットで調べてみても、知ったかぶりの書き込みや(あのくくり方は明らかに現地行ったこと無い奴だわ^^;)、Q&Aサイトでは岩手県一関市の観光課に聞けば?という回答しか無かったりと、ろくな情報がなかった(^^;)。
だったらこれは実際に現地で調べてみるしかない!(笑)。というわけで、10日にこの辺に山菜取りに出かけたついでに、調べてみることにした(よって、実はサイクリングネタではない^^;)。
地図を見ての通り、温泉はこの辺を流れる鬼越沢側の支流の一つの先に有るように見える。ポータブルナビに予想存在地点をマークしてあったので、それを頼りに鬼頭明通線をどんどん歩いていくと・・・何カ所か有る橋の一つに、そのものずばり『鳴沢』という名前が付いている橋があった。もしかしてここなのかな?。
そこは丁度元の林道が橋の下で交差するように残っている地点で、地図通り奥に沢も伸びている。ナビから推定される方角も一緒だ。つーか、まさに前に『なんか有りそうな感じ』を受けた地点だった。林道には橋の脇から行けるようになっていたので林道に下り、なんか道が延びていそうな感じの藪に分け入ってみた。
あ、当然熊避けの鈴は付けてね(^^;)。さすがにこの辺は熊が出る可能性は充分にある。この間のサイクリングの時はカモシカに遭遇したし。
藪があったのは最初だけで、すぐに昔は車が通っていたっぽい林道に出た。まあ林道と言ってもどう見ても最近は何も通った感じはなく、名残レベルかな。背の高い杉林のおかげで、下草にかろうじて埋まらなかったという感じ。
そんなに急でもない沢沿いの道をどんどん登っていき、ふと横を見ると・・・少し離れたところに古い自動車が朽ちていた(^^;)。昭和30〜40年代位の、高級車っぽい車。道路から落ちた?(^^;)。
更に登っていく。500メートルほど登ると、なんか開けた場所に出た。そして何やら沢の水音とは違う水音が・・・よく見ると、なんか奥の方で水が派手に噴出してるよ!(^^;)。どう見ても人工的な細さと勢いで草の間から水柱が立っている。
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藪の中には、いわゆる『源泉井戸』が鎮座しており、そこから派手に水が吹き出ていた。井戸は見た感じもの凄く古そうという感じじゃないけど、真鍮製と思われる井戸の部品はどれくらい前からここに有ったのか見当も付かない(^^;)。
で、周囲は一応開けているとは言え、建物があった痕跡は・・・う〜ん、微妙?(^^;)。源泉井戸周辺には湯船と思われる構造物もないし、木造建築があったなら何らかの痕跡くらい有っても良さそうなものだけど最初から無いのか、藪に隠れているのか発見できなかった。
さて、肝心の泉質だけど、とりあえず手を突っ込んでみた・・・ぬるい(^^;)。明らかにその辺のわき水よりは温度が高いけど、20度〜30度位かなあ?。冷泉とか鉱泉とかというレベルだと思う。成分は単純泉ぽいかな・・・つーか、ただ単に『少しあったかいわき水』かもしんない(^^;)。だってお湯が流れていく先とか溜まっているところとかには、湯ノ花っぽい温泉成分の痕跡は全くなく、普通の沢水の通り道にしか見えなかったんだもん(水温が高いせいか、水こけは生えていたけどね)。
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本日の体重体組成・・・やはりなし(^^;)。
【KAIHOU(海宝)】TNK-3603.5インチPND 1GB
山岳ナビソフト(SANGA)【東北版】
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本文で登場するポータブルナビは当然左のTNK-360。真ん中の専用山岳ソフトを入れておいた方が当然楽だったと思うけど、方位と距離の目安として使うなら充分だった。また、空が見えない植林された杉林の中でも、意外なほどちゃんと追尾してくれたよ。まめにGPSによる現在位置チェックをするのが効いているんだと思う。
まあ右のような、詳細な地形図が入っている専用のナビの方が安心だけどね(^^;)。
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とっても便利なコンビニライフを提案するお店。スーパー等では重くて嵩張って持ち帰るのが大変な品も、送料無料なので楽にお持ち帰り可能。
はこだてビール
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社長のよく飲むビール 12本セット
函館山の地下水を使って醸造している函館地ビールのネットショップ。度数10%の地ビールといった珍しい品もある。
峠のイワナ屋でサービスで頂いた、たらの芽の天ぷら。スーパーで売っている品とは全く違う品で、凄く美味かった。
まわりは伐採作業が進んでるようでしたが、温泉はしゅーしゅー湧きだしてました。
なるほど、行きやすくなってるんですね・・・これなら熊に怯えずに行けるかもしれません(笑)。
情報ありがとうございました。
地図眺めてるとなんだろう〜ってあって面白いです(^O^)
私がここを再び訪れたのは、5年後でしたし・・・しかも遭遇の心配が無い冬に(^^;)。
お互い熊には気をつけましょうw。